ホーム
>
メッセージ一覧
>

先輩医師・スタッフからのメッセージ

医師の名前
研修医が即戦力
平成28年6月から研修プログラム責任者を務めています、医療局長の福嶋伸良です。これから日本の医療を担っていく若き医師達が最初に過ごす2年間を、最も充実し実りのあるものにするにはどうすれば良いか、できれば楽しく、そして人間的にも成長できるように。このことを念頭に五島中央病院では研修プログラムを刷新し、より魅力的なシステムへ改良して、研修医の先生達が満足できるよう配慮しています。五島で研修した経験・知識が土台となり、10年後20年後に”五島で研修して良かった”と思ってもらえるように。比較的大きな離島で唯一の基幹病院であることは、臨床研修を行うに当たって理想的と思っています。ほぼ全ての疾患が集まり、断ることのできない医療体制の中で、密な指導を受けながら、先端医療から高齢者医療まで、プライマリーケアから救急対応まで経験することができます。
福嶋先生写真2

中規模病院ならではの利点もあると思っています。勤務する医師達は自分の専門分野だけでなく総合的な医療を行う意識を自然と持って診療に当たっており、彼らの指導の下で行う研修は、大学などの大規模病院とはまた違い、患者全体を診る感覚が養えると思います。またat home な雰囲気の中、face to face で指導やケアを受けることができるでしょう。一方で、カンファレンスでの発表やミニレクチャーでの勉強を通して、医師としての成長をさらに促し、学会での発表も積極的に行ってもらいます。当院で研修が難しい分野は大学などの大規模病院と協力して、無駄のない理想的な研修が行えるよう、研修医の希望を聞きながら一緒にプログラムを組んでいきます。地域医療の1か月も五島内の診療所などで行いますので、当病院だけでなく、まさに島全体で研修医を育てる覚悟で指導、教育を行います。福江島は過ごしやすい島です。美しい自然と穏やかな人達に囲まれて、社会人最初の年月を共に過ごし、共に成長しましょう。